あさがお市

日本の夏といえば蝉時雨に釣りしのぶ、蚊遣りの煙に花火・ほおずき・蛍・・・そしてあさがおです。早朝に可憐な花を咲かせるあさがおは、涼しげで凛として1日を爽やかに過ごす元気を与えてくれますよね。
あさがおを種からまいて育てるのも風流ですが、あさがお市でプロが育てた美しいあんどん仕立ての鉢を買ってくるのも粋なものです。

日本を代表するあさがお市は、東京入谷のあさがお市です。入谷の鬼子母神として有名な真源寺の周辺では、江戸時代末期から今に至るまで夏になるとあさがお市が開催されてきました。この周辺はもともと入谷田圃と呼ばれる田園が広がり、あさがお栽培に適していました。また江戸時代には変わりあさがお栽培の大ブームも到来し、江戸末期から入谷はあさがおの街として名を馳せてきたのです。

今年も7月6日から8日まで、初夏の早朝を彩るあさがお市が開催されました。都電荒川線も走る入谷の鬼子母神周辺は、下町情緒が色濃く残る大変魅力的な土地でもあります。江戸情緒あふれるあさがお市に、一度出かけてみてはいかがでしょうか。

入谷が有名なあさがお市ですが、じつは各地で開かれています。
すぐ近くの巣鴨をはじめ、多摩の聖蹟桜ヶ丘駅でもせいせきあさがお市がふるさと多摩夏まつりの一環として開催されました。さらに一橋大学の国立キャンパスでもくにたちあさがお市が開催されています。
さらに板橋や横須賀、蕨でもほおずき・あさがお市が開かれています。
梅雨が明けたばかりのさわやかな初夏の朝は、あさがお市にでかけて清楚な花々を愛でてみませんか。

あさがお関連メモ